[La'cryma Christi]Sculpture of Time
- アーティスト:La’cryma Christi
- 発売日: 1997/11/12
- メディア: CD
曲目はこちら
- Night Flight
- 南国
- Sanskrit Shower
- Ivory trees
- Angolmois
- Letters
- 偏西風
- ねむり薬
- THE SCENT
- Blueberry Rain
シングル収録の曲は
- Ivory trees(1stシングル)
- 偏西風(1stシングルのカップリング)
- THE SCENT(2ndシングル)
- 南国(3rdシングル)
の4曲です!!
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]Night Flight
アルバムの導入にはすごくいい曲だと思います!
歌詞もタイトルの通り、夜のフライトをゆったりと楽しんでいる風景が見えます。星も出ていて蒼い月も見える。ゆっくり、ゆっくりと上昇して空の旅を楽しんで、泳ぐように旅をしています…私たち聴き手もこれからどんな旅になるんだろう…?
って感じです!Sculpture of Timeっていう旅のスタートです
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]南国
3rdシングルで発売されている南国、曲も素敵ですがPVも素敵なんです!!!!!
- アーティスト:La’cryma Christi
- 発売日: 2005/06/29
- メディア: DVD
フィジー(確か)で撮影したPV、大自然の南国!!で撮られている映像、大自然とメンバー!!!!!素敵!!!花びらをパラパラパラ…ってしているLEVINさん超かっこいい美しい…
と当時の私はそう思いました。今でもそう思っている。当時の映像技術でここまできれいにフィルターかけられるってすごいよね。約23年前の技術でSNOWみたいに映えられてるっていうのがすごい…って思っている。
と、PVの感想をつらつらと書いていますが、曲の方も……
綺麗な単語で綺麗な南国の様子が出てくるんですよね…「ハイビスカスの花の香りが漂っている」「エメラルド色の海」「水上コテージから海を覗き見ると熱帯魚がカーテンのようにゆらゆら泳いでいる」…すてき!!!!!
でもここに出てくる、おそらく一緒に南国に来ている君(「細い素足」の女性)となんだか訳ありな感じがするんです。なぜなら歌詞の中に「固く抱き寄せた細いその肩」「深いこの海へ二人の涙を 秘かに流そう」この恋愛はきっと許されないものなのかしら…その何とも言えない気持ち(何とも言えない気持ちを抱えている=煩悩の華を首に下げって表現してる)を南国の「かたくなに生きる青い鳥たち」に託して「大空に羽ばたいて」と願っているのでは…?と今、歌詞を見て思いました。
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]Sanskrit Shower
この曲、めっっっっっちゃ好きで、私最初PVからこの曲入ったんですけどホント好き。VHSを巻き戻しては見て巻き戻しては見て…を繰り返していました。
南国もそうなんですけど、私シングルとアルバム購入する前に4UのPV集のVHSを購入したので、映像から先に曲を聴き始めたんです。この妖しい感じ!SHUSEさんとLEVINさんのリズム隊超かっこいいっていうかイントロのベースとドラムメインがいい激しく良い!!本当これに尽きる。あと、この時代だからか皆さんの衣装がすげータイトで皆さん細い何食ってそんなに細いの!?!?!?みたいな。ぴちっとしたトップス、TAKAさんはボトムスはゆらっとしているのをよく着こなしていたのですが他のメンバーはボトムスもぴちっとしてるんですわ。はーーーーすげーーーー。妖しい雰囲気とベースとドラム、映像技術たまらん…
そんな感じでこの曲は映像のファンになったのが強すぎてPVの感想しか述べることができない(もちろん曲も好きなのだが)のです。
でも、このPVがなかったら、私ラクリマの沼にハマってなかったと思う。そんな作品です。
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]Ivory trees
La'cryma Christiの記念すべきメジャーデビューシングルです!シングルジャケットが、メンバーが「最後の晩餐」をモチーフに横並びで映っているのですが(Wikipedia調べ)、
デビューシングルのジャケットでメンバーの顔が見られる(しかもかっこいい)のってインパクト大じゃないですか!?!?!?私今そう思ったんですけど!!!!!ジャケ買いから入ってもよし、ラジオで偶然聞いて手に取ってみたでもよし。という感じで。はーかっこいい!!!!!アップテンポの曲で、歌詞をちゃんと見ると()、とにかく「君」への想いが溢れ出て二人の将来も夢に出てくるくらい、ショーウインドウに並んでいた君が持っている服を見ると君が浮かんでくる、もう会いたくて会いたくて、君以外誰もいらない…という熱烈な気持ちの歌詞なんですよね。
まとめちゃうと、あまりの想いに重たくなっちゃうんですけど、さらっとテンポよく爽やかにしてしまうのがすごい。
この歌詞、「君」っていう表現と「あなた」って表現があるんですよ。二人称で。「あなた」って出てくるところは、二人が結ばれるのを夢見るサビ部分。これは何だろう…二人で歩む未来大切にしたいって気持ちの表れの「あなた」なのかなあ、なんて思ったりして。
あと、サビ部分のドラム、好きです!!
それと、「進め!電波少年」のエンディングだったんですね…知らなかった…
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]Angolmois
Ivory treesから一転、マイナーなダークな曲調のAngolmois。
学生時代の私が一番助かった曲の一つ。なぜなら「looking for ~」で「~を探している」って英語の授業で「よく出る表現」として出てきたからですありがとうございます!!!
歌詞としてはとても抽象的。「同じ顔を持っていた」「同じ顔だけど…」で「君≠僕」、で「長い夜を共にして」「同じ夢を見続けていた」。それは「幾万の犠牲の中」にあった。でも互いに愛し合えていたのに別れなければいけない状況だ、ということはわかる。→一卵性の双子による近親愛?
アンゴルモアでWikipedia先生召喚してもそれっぽい記述は見当たらなかったのよね。うーん…なんだろう?
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]Letters
Angolmoisからまた一転、アップテンポの爽やかな曲。晴れた爽やかな日に海沿いをドライブしている描写がぱっと出てきます。当時の私は爽やかな歌だなぁーと思ってごきげんで聴いてごきげんに歌っていたわけです。
が
大人になってWikipedia先生を見たところ、歌詞のテーマが「不倫」というのを知って、ああ、確かにそうだな…と思いました。しかも結構想いが強すぎる…。
「左手に誰かとの約束の指輪が 照らしてる 阻まれる君との仲を」
誰かと約束をしていて「過ちを犯してる?」と迷い始めて罪悪感を感じている彼女に対して「でも僕は君が好きさ」「ねえ知ってる?君の事をとても愛しているんだ。今もこれからもずっと君といたいんだ」「君の顔にはまだ迷いが見えるけど そんな夜は僕の影の中で踊ろう」からの「さあ今夜僕の影と波の音に抱かれ眠ろうよ」ですよ!!!
恋は盲目といいますが、盲目すぎる…でも爽やかだから全然重くないよ!?!?!?
大人だなぁ……こんな歌詞を作るTAKAさんも、一見重い歌詞も爽やかにしてしまうSHUSEさんすごい…
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]偏西風
偏西風です!中学校の理科とか社会の地理で習いましたよね。偏西風!今でもニュースを見るたびに「偏西風」の言葉を聞くと嬉しくなってしまいます…。
偏西風に興味持たせてくれてありがとうございました!!!!!!
という本当のは置いておいて。Lettersが終わり、偏西風に入るとちょっと寂し気なギターの音…。歌詞的には、「もう会えない相手を想い、その想いを偏西風にうつしているのだが、結局それは偏西風であって、声も姿も風に乗って現れてもくれなかった…」とちょっとしんみりしちゃう歌なのです。お相手の方は死別なのかな…?それか姿をくらませてしまったとか…?
もっと素敵な文章で考察文がかければいいんでしょうけど…ほんとすみません…。
偏西風の私の好きなところ、ラストに向かう所でだんだん力強い音になるんですよ。文章で表すには難しい…シンバルならしまくってる部分。多分一番力がこもってるところだと思うんですが、ほんと、好き。
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]ねむり薬
ねむり薬、優しいリズムとギターの優しい音色、TAKAさんの穏やかな歌声で即スヤァ…な曲。それでも少し切ない感じがするんだよなあ。
この主人公はきっと、おだやかに眠っている彼女が好きなんですよ。眠っている間は好きなだけそばにいられるし。そんな眠っている君がかわいい。だからすべての眠り薬をあげてここで飲み干してほしいけど…みたいな(私もそろそろ眠り薬が効いてきそうでちょっと朦朧)
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]THE SCENT
2ndシングルです!!!こちらもPVから入りました。綺麗なお家で爽やかで意味深なおじいさんと綺麗な娘さんが出てきてたなぁ…(サイパンの洋館で現地の方の起用なんですって)
あとジャケットに綺麗な目元の方が映っているのですが、LEVINさんだそうです…ほう…
このPVも見なければきっとラクリマ沼にはまらなかったと思います。メンバーがかっこいいのもそうなのですが、LEVINさんのLUDWIGのドラム(クリアでグリーンの)に一目ぼれしてしまったのが大きいかも。可愛いかっこいい!
あとさ、あれですよね。ライブの時とCD収録曲で歌詞が違うの気づいた方います?
通常版「どこまで行ければ温もりに会える」
ライブ「どこまで行ければあなたにあえるの」
って。何となくライブDVD見てた時にちょっとした違和感…やけに「あなた」って単語が目立つなぁ…なんて調べてみたら、ライブ盤の歌詞はインディーズの時に作った歌詞だそうで。なるほどね!
この曲の歌詞の感じからして、恋人?もしかしたら一夜だけの関係だったかもしれない。その時のことを回想して会いたいなぁ…って思ってる。
「全ての愛の言葉はあなたへ渡した指輪に刻んであるのに」……なんかLettersとリンクしません?何となくそう思っているのは私だけかな?
「トゥナイト2」のエンディングだったんですね…トゥナイトって深夜のお色気番組なイメージなんですけど…(Wikipedia先生で調べたところ、X JAPANやT-BOLAN、Eins;Vier、SHAZNA、L'luviaもエンディング歌ってたんですね…!すごい)
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]Blueberry Rain
ゆったりゆったり始まる爽やかな曲、きれいな言葉が並ぶのに、その内容は失恋後の情景が描かれている……それなりにあきらめがついたかつかないか、そんな心境なのかな。で、この曲の最後に
「ナイトフライトに行こうよ」
と1曲目の繋ぎになるような工夫がされていますね。
このアルバム1枚で恋愛の出会いと別れとみたいな物語がぎゅううううううううって凝縮してるような感じがしました…
[La'cryma Christi][Sculpture of Time]まとめ
まとまってなくてほんとごめんなさいでした~~~~~~~~~(;^ω^)
思い入れの強すぎる曲ばっかりで、きっとこれからも思い入れの強すぎる曲がめっちゃくちゃ出てくるのでなんか、あっちこっちに飛び散ってるんじゃないかなぁ…なんかわけわかんない感じですみません
次は2ndアルバムの「Lhasa」ですか!!
- アーティスト:La’cryma Christi
- 発売日: 1998/11/25
- メディア: CD
ではではまた次回「震えて待て!」