音楽とヒヨコと私

私が好きな音楽の考察とか感想とか(ド素人目線)

Raphaelとわたし【各曲感想編】

[Raphael]今回は

曲ごとに感想文をちょっとずつ書いていこうと思います。更新はこの記事の中で増やしていきますので、増やしたらTwitterでお知らせしますね!
聴き比べて欲しいので、ティーンエイジャーなRaphaelと大人になったRaphaelで、(AppleMusicにあるものは)並べて載せてみたいと思います。

[Raphael]秋風の狂詩曲

秋風の狂詩曲

秋風の狂詩曲

秋風の狂詩曲

秋風の狂詩曲

華月くんの手がけたRaphaelの最後のシングルです。
もーーーーーーーう聴く度に切なくて切なくて泣くのですが、モグモグゴンボ(今で言う星空レストラン的な番組)のed曲で、この曲を聴くためにエンディングの頃になったらチャンネルを変える……ということもしてました。
華月くんは、80年代の時のような切ない恋心を歌にしたいって言って秋風の狂詩曲を作った、ってインタビューで言っていたのがすごく印象的で。
秋風と恋心と切なさが、本当に19歳のV系バンドがここまでよく表現してるよな……って思いました。ここまで80年代に思いを馳せて、かつ、所々ケルトなメロディーを入れてRaphaelの曲として表すのって本当にすごいと思うの。想いは強くても表現するのって難しいから。
私はRaphaelの中の最高傑作だと思って聴いてます。華月くんが生きてて、4人でRaphaelが続いている未来があったとしても、秋風の狂詩曲は確実に新しい音楽性を開拓した曲として挙がっていけると思いました。
当時のことを思い出しながら書いてると泣いちゃうんですけど。
https://youtu.be/gZe2V1zlmbU
秋風の狂詩曲のMVもね、好きなんです。好きとしか言えない……
ノスタルジックな雰囲気、素敵な演奏、YUKIくんのストレートな歌声。これが19歳。セルフカバーしたのも是非聴いて欲しいのだけど、年月が経つと例えるならワインのような。まろやかなYUKIくんの歌声と楽曲のアレンジも成長して熟成されたRaphaelそのもの。ふわっと包み込むような曲になってるんじゃないかなぁ、なんて思いました。辛いの一言じゃ済まない事も含めて色んなことを積み上げてきたRaphaelの形なのかなあ。

[Raphael]不滅花

不滅花

不滅花

不滅花

不滅花

こちらは秋風の狂詩曲のカップリングで入っていたのですが、秋風の狂詩曲と違って、音楽は激しめ、だけど歌詞からして今は亡き華月君の事が常に出てくる歌。君は永遠に枯れる事ない僕の記憶の花とかほんと華月君そのままですよね。かりそめの恋はうたかたの恋だったのです。(でも、華月君に対する愛は絶対に消えないから)
こないだカラオケで歌ってしんみりしちゃった。
あと、最近若新さんが90年代V系ラクリマとかRaphael出してくれててすごくうれしいのです。若新さん、「華月くんが生きていたら今はとんでもない音楽家になっていると思う」発言で、あっ理解してらっしゃる…!みたいな。ガチで語り合ってみたいものですね…

[Raphael][LILAC]Sacrifice

Sacrifice

Sacrifice

Sacrifice

Sacrifice

Sacrifice

Sacrifice

Sacrifice

Sacrifice

4/7は華月くんのお誕生日ですね!!1981年生まれなので敢えて年齢はゲフンゲフンですが、華月君お誕生日おめでとうございます!!貴方がいたから、素敵な音楽が今でもあり続けるのです!!
さて、Sacrifice。生贄、とか犠牲、とかそういう意味です。英単語一つ習得した学生時代。ありがとう…
この詩的な歌詞を1998年の4月7日には既にできている…16歳の時にはこういう感性がそなわっていて、且つバンドとしても演奏技術がもうこの時点でクオリティの高い演奏ができているあたりもう驚きですよね。
感想といっても、華月君の求めているクオリティには満たされないと思うけど、自分自身(僕)がいつまでも「君」に囚われ続けている→僕の時間が生贄となって自分の中に在り続けているのが美しく残酷な詩だと思いました。一言で言っちゃえばトラウマとかぺらっとした言葉で纏まっちゃうものなのかもしれないけれど、そんな一言では到底表すことができない深い深い曲だと思いました。
今の華月君の半分の年齢にも満たない華月君、今の年齢だったらどう解釈してどう表現するだろうか?私はその先が見たかったです。
そうかぁ…19歳だったから今はもう倍以上なのよね。

[Raphael][LILAC]Imitation Whiteとシナゴーグ前奏曲イ短調~第一楽章~

Imitation White

Imitation White

Imitation White

Imitation White

Imitation White

Imitation White

インディーズ1stアルバムの2曲目です。1曲目は「シナゴーグ前奏曲イ短調~第一楽章~」という前奏曲(インストゥルメンタル)がありまして。ジャケットの白さと「神が授けた最後の奇蹟、光を奏でる癒しの旋律」ってキャッチコピーも相まってか、シナゴーグ前奏曲イ短調~第一楽章~がそれとなく黒に近い感じで聴こえてきます。打ち込みも入りのストリングも入りので、重厚感のある曲を打ち込みとスピード。何だろう何だろうちょっと何が始まるの…
ってところで二曲目の「Imitation white」のイントロですよ!!!!!!!!!楽器隊総とっかかりで最初からクライマックスみたいなイントロ!!!でドキッ!ってしちゃって、そのままYUKI君の勢いまっすぐな歌が乗るんです。最初でもう、ドカン!!!って大爆発してます。
なんていうか、もう初めて手に取って聴いてみた人、きっとここでガツンって持っていかれると思いました…。で、一曲の中、というか間奏に音楽の強弱静動が凝縮していて、なんて切り替わりの早いというか曲の構成が上手い。これで1stアルバム!?みたいな。この時点ではみんなImitation whiteの技術的にはかなりのものをお持ちだったと思います。
歌詞もタイトル通りのイミテーションな偽りの白、赦されぬ罪、暗き闇夜へと、墜ちてゆく…裁きが待ってる…って物語があるのですけど、私にしてみたらRaphaelはどんなに黒い曲を作って歌っててもその芯にあるものは間違いなく「白」です。
これからもどんどこ紹介していきますが、いろんな局の前に「純粋であるが故の」という前置きをつけておくと、もっとRaphaelを深く聴くことができると思います!!!

[Raphael][LILAC]eternal wish~届かぬ君へ~

eternal wish~届かぬ君へ~

eternal wish~届かぬ君へ~

eternal Wish~届かぬ君へ~

eternal Wish~届かぬ君へ~

eternal wish~届かぬ君へ~

eternal wish~届かぬ君へ~

Eternal Wish~届かぬ君へ~

Eternal Wish~届かぬ君へ~

eternal wish ~とどかぬ君へ~

eternal wish ~とどかぬ君へ~

長らくお待たせしていました()eternal wish~届かぬ君へ~の感想を連ねていきたいと思います。
最近気づいたというかよく思うことなのですが、Raphaelの曲のイントロ部分のギターってなんか弾きやすい感じじゃないですか?複雑なコードを使ってない。ピアノでいえば音がわかってれば指一本で弾ける感じ。これ、たまんないなぁ~って思ってます。音を大切にしてるんだな~って感じます。
感想なのですが、「どこまでも純粋」の一言に尽きる。キャッチコピーの
「神が授けた最後の奇蹟、光を奏でる癒しの旋律」
そのまま!!!マジで浄化される。
そんなまっさらな、純粋な気持ちで「目が覚めたなら 想い届けよう 誰より君のこと 愛しているから」なんて綴られてると、もう私は「こんな汚い汚れちまった大人になってしまって、ひねくれた大人になってしまってごめんなさい…」と懺悔して赦しを乞わないと…って気持ちになります。生まれたてほやほやのヒヨコのような純粋な人間でありたい…
↑のImitation Whiteからのこれは、偽りの白からの白、からの次の「Sacrifice」(黒)ですよ…タイトルからして「犠牲」とか。
なので次の感想は「Sacrifice」で。英単語で憶えたありがたい曲です

[Raphael][LILAC]Sacrifice

Sacrifice

Sacrifice

Sacrifice

Sacrifice

ゆっくり更新していきますので、ゆっくりお待ちくださいね。予習大歓迎☆